2012年度 議会活動

平成24年第4回定例会(第5日) 建設経済常任委員会報告

ただいまから、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の経過概要並びに結果について御報告申し上げます。
去る12月4日に建設経済常任委員会に付託されました案件は、議案第122号、123号、124号、125号、126号、127号、128号、131号、134号、135号、138号、139号、140号、141号、142号、議案第143号中の関係部分の計16件でありました。
委員会は12月14日午前9時30分から、第1委員会室において全委員出席のもと開催し、審査を行いました。
まず、議案第122号、三豊市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置の基準に関する条例の制定については、理事者から説明を受けた後、質疑に入りました。
主な質疑、答弁について申し上げますと、市内に2カ所ある特定公園施設の身障者用トイレの設置場所の確認があり、たくまポートメモリアルパークと豊中町本山の財田川リバーサイド公園の場所の説明がありました。
その後、特に討論もなく、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第123号、三豊市移動等円滑化のために必要な特定道路の構造の基準に関する条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑、討論もなく、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第124号、三豊市道路の構造の技術的基準等に関する条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑、討論もなく、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第125号、三豊市風致地区内における建築等の規制に関する条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、主なものを申し上げると、蔦島地区は建築が限られていると聞いていたが、木造以外、鉄筋構造物にもある程度の制限はかかっているのかとの問いに、風致地区内においては建物の位置、形態とか、風致地区にふさわしくないような色とかの制限があり、建築基準法よりも少し厳しい規制がかけられているとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第126号、三豊市準用河川土地占用料徴収条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、主なものを申し上げますと、市内に占用しているところはあるのかとの問いに、一部河川の上に、進入路とか河川の管理道のところに電柱が立っているようなところはある、そういうものは徴収する必要があるとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第127号、三豊市準用河川に係る河川管理施設等の構造の技術的基準に関する条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑、討論もなく、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第128号、三豊市布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の制定について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、主なものを申し上げると、一つ、条例で言う水道の資格者は、一つの資格だけなのか、市はその資格について資格証明書を発行するのか。していないのならば、業者に対してきちっと監督するという立場から、資格者証は発行しなければならないのではないかとの問いに、水道事業の工事に関して行う監督の資格が必要であり、1種類である。資格を取得する年数は、大学卒業の場合、土木工学、衛生工学及び水道工学を修め、2年以上の実務経験で取得でき、また、通算して10年以上の実務経験者も資格取得が可能である。これらの証明は日本水道協会が出している。市が資格の証明書を出すことについては、十分調査した上で検討させていただきたいとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第131号、三豊市都市公園条例の一部改正について、理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、主なものを申し上げますと、詫間の中央児童公園はどこにあるかという問いに、浪打八幡宮の一番上にある施設であるとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第134号、三豊市都市下水路条例の一部改正について、理事者から内容の説明を受け、質疑に入りました。主な質疑、答弁を申し上げると、一つ、都市下水路1189.3メートルはどこの場所かとの問いに、詫間町松崎の浜街道の拡張工事現場近くにあるポンプ場のところから岩崎病院前を通り、高瀬川の近くまでの水路で、もと塩田があったところに下水路をつくっている場所であるとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第135号、三豊市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について、理事者から内容の説明を受け、質疑に入りました。主な質疑、答弁を申し上げると、一つ、条例で基準を決めても、現実に行われている住宅建築の現状と合っているのかとの問いに、今回の条例改正については、国交省の上位法により今まで運用していたが、地域主権一括法により、市で条例を定めなければならなくなったため、条例を制定させていただくわけで、内容は国交省のものをそのまま準用している。住宅建築の現状に合っているかという質問は、今回の条例改正とは別に考えていきたい。住宅のストック計画により検討する形で進めていきたいとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第138号、字の区域の変更については、午前中に現場を確認するということで、視察をしています。条例について、理事者から内容の説明を受け、質疑に入りましたが、特に質疑、討論もなく、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第139号、市道の路線認定について、議案第140号、市道の路線認定について、議案第141号、市道の路線認定について、議案第142号、市道の路線変更について、これらの4議案についても、午前中、現場視察を行いました。理事者から一括して内容の説明を受け、質疑に入りました。
主な質疑、答弁を申し上げますと、住宅の中の市道認定は、従来は住宅が完成してから、寄附採納を受けて認定を行っていた。住宅の建築前でも、市道認定基準をクリアした道路は、寄附採納があればすぐに認定するということに変わったのかとの問いに、きちっとした道路形態と認められれば、従来から認定を行っている。都市計画区域外で開発業者が市道認定基準に外れる住宅地などをつくっている場合があり、今は生活道補助事業を活用し、舗装を行っている。今後の課題として解決していかなくてはいけないと考えているという答弁がありました。さらに、市道認定の寄附採納をする場合、分筆する経費の方が高い場合がある。市が対応策を考えていかなければいけないのではないかとの問いに、あくまで、4メートルの幅員を超えた場合は市道の要件になるが、生活道だけでなく、農道の問題も並行して考えていかなければいけないので、今後の検討課題とさせていただきたいとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、議案第139号から議案第142号までは、採決の結果、全議案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第143号、平成24年度三豊市一般会計補正予算(第4号)中の関係部分について申し上げます。
理事者である農業委員会、農業振興課、土地改良課、建設課、用地課、港湾水産課から説明を受け、質疑に入りました。主な質疑、答弁を申し上げると、青年就農給付金、これだけの補助枠を持っていながら、30名の予定が12名しかできていない。できなかったら返すということでいいのか。自治体、農業委員会、JA、普及センターなどの組織体制が十分に機能していないのではないかとの問いに、本年度からの新規事業であり、予算編成時には、国からの制度の詳細がわからない中で30名という予算枠を設定したが、年齢要件、親元就農の禁止、独立経営の条件など、大変条件も厳しく、普及センター、JA、振興課などが各地域へ出向き、説明を行い、推進を図っているが、結果的に12名という数字になった。今後、できる限り推進に努めていき、人数増を考えているという答弁がありました。さらに、道路パトロール舗装の質問があり、道の悪いところは優先して舗装していると思うが、自治会長などの申請が優先か、優先順位はどうなっているのかとの問いに、道路パトによる舗装については、職員が現場に行き巡回する場合、それから通報による場合、また自治会長からの要望などにより運営している。緊急度の高いものを優先している。1カ所当たり50万円が限度である。金額の張るものは来年度予算で思い切って実施できるよう、大規模な予算要求をしている。市内の悪いところは十分把握、確認している。さらに、葉たばこの施設補助金返還ということがあるが、葉たばこ生産は終了したのかとの問いに、財田地域の葉たばこ農家はなくなったということである。市内のたばこ耕作者については、調査して報告したいとの答弁がありました。さらに、先般、トンネルの天井崩落事故があったが、市内の橋の点検調査はどうなっているのかとの問いに、23年、24年で長寿命計画というのを立てて、橋の長さが10メートル以上のものを全部チェックしている。補修部分、補強部分などの専門家のアドバイスを受けている。調査は本年度で完了しているとの答弁がありました。さらに、国土調査調整補助金はどういう基準で補助するのかとの問いに、地籍調査による成果にそごがあった場合に、それを修正していくことにしている。基本的には、分筆作業において出てくるということであるという答弁がありました。さらに、北浦川の排水場ポンプは市が設置して、管理はどうしているのかとの問いに、通常は地元自治会に管理をお願いしている。通報があり、ポンプから水が出ておらず、壊れていることがわかったため、修繕を行ったとの答弁がありました。さらに、農業委員会でパソコン購入の予算が半額ほど減額されているが、当初どのような見積もりで予算を組んでいたのか、予算要求時には慎重に判断しているのかとの問いに、農家台帳用のパソコンであるが、業者から見積もりをとり、予算を計上したが、今回、他の部署での一括発注で、半額近くになった。今後、十分精査したいとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、議案第143号、平成24年度三豊市一般会計補正予算(第4号)中の関係部分については、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
以上で、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。

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