2012年度 議会活動

平成18年第4回定例会(第3日) 一般質問

まず最初に、農産物のブランド化についてです。今、農業が大きく変わろうとしております。農家も変わろうとしております。格別意欲的な、農業経営者は、収穫ができたものを売るというのではなく、販売先、買ってくれる得意先を探してから生産に入るというように変化してきております。また、そのように努力しております。実際農産物の売り方を知っている農家は利益を上げております。だけど、大半の農家は、利益を上げるような販売が難しい状態になっております。多くの農家の方は、今、大変苦しんでおります。そこで、農家はいろんなことを考えております。利益を上げるためにはどうしなければならないか、三豊の農産物の個性や良さが消費者に認知され、記憶される。記憶してもらう。個性や良さを消費者に訴える。そういうことができないものか。主としてブランド化して、少しでも有利に販売することができないものか、そういうことをいつも思っております。市としてどのように考えているのか、お聞かせください。
2番目ですが、Uターン、Iターンされる人たちの、受け入れについてお伺いします。2007年度から、60歳で定年を迎える団塊の世代の人たち、今日までの日本の高度成長を中核となって経済大国を築き上げ、厳しい競争社会を生き抜いてこられた人たちが、第2の人生、新しい人生の出発の最初の年になろうとしております。ちなみに、団塊の世代とは、昭和22年生まれから、昭和24年生まれの人たちを指すとのことと辞書にはありました。先日、政務調査費でイミダスを購入しました。多くの定年を迎える人たちがふるさとに帰り、第2の人生を送ろう、また、穏やかな心安らぐ地で新しい人生を送ろうとされています。新生三豊市としては、多くの退職される人たちにUターンして欲しい、また、Iターンの地として選んで欲しいとは思わないでしょうか。内閣府が、定年間近の団塊の世代の心境の意識調査を昨年11月から12月にかけて行ったそうです。それによりますと、50代男性では、38.2%の人たちが、農村・山村に住みたいとの願望があるそうです。その願望実現のために、市としてどのような考えがあるのかをお答えください。
その前に、少し、日本各地の取り組みを少し紹介したいと思います。高知県大豊町では移住促進のため、大自然の田舎暮らしの魅力をアピールし、無償で貸し出せる、空家情報をホームページで全国発信していて、その結果、6都府県から7件、18人の移住を実現したそうです。島根県ではですね、定年後ふるさとで暮らしませんかと、知事が東京や大阪で暮らす地元出身者に呼びかける手紙を送っているそうです。また、愛知県では、熟練技能士活用促進事業として、技能を持つ退職者を人材バンクに登録し、地域の中小企業活性化に役立てているとのことです。全国で様々な努力がされ、地域経済の活性化に結びつけたり、地域再生の手段として取り組んでおられるようです。しかし、反面、60歳で定年を迎える団塊の世代は、一時的には活力になっても、いずれは地域の高齢化比率を押し上げる諸刃の剣ともなり得るわけです。団塊の世代の子どもたち、また、孫たちがやがて定住するような努力をする必要があるとも思います。以上のように、様々なことが考えられるのですが、三豊市としてはどのように考えておられるか、お答えください。以上です。

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市長、随分農業に詳しく、果物王国とか、いろんな形で理解していただけてるなと思いました。農業をやっている者からすると、市長が言っていただくように、農業に対してはこうするんだという情報発信だけで、農業をやっている連中、元気が出ると言うんですかね。つい先日も、三豊市で日本一になったら市民栄誉賞を設けたという話を伺いました。それは、随分、市民の方に知られていまして、観音寺市の方も知っておりまして、三豊市ええやないかというような声を随分聞きました。本当に市が、市長がいろんな形で情報発信力を持った自治体、三豊市、そういった意味で、農産の生産意欲が湧くような形で市が全国発信していただける、これは、ものすごく力強いことだと思っております。農産物だけ今は言っていますけれども、三豊市全体では、もちろん文化の面、いろんな形で情報発信、今後とも続けていって欲しいと思います。
それと、団塊の世代の方たちのIターン、Uターンの件ですが、もうやがて、すぐ来年度からいろんな形で都会へ長く出られた方が帰ってくる可能性が大いにあると思います。地域、田舎へ帰っていろんな分からないこととか、田舎で1、2年暮らしてまた、都会へ返ってしまうとか、いろんな状況が生まれてくると思いますので、三豊市としてそういう方たちに十分な情報を提供してあげたり、職の世話や、長年蓄積した知識とか技術とかそういったことが、経験された力を三豊市で発揮できるようなシステムというんですかね、そういったようなことも十分検討していただいて、みんなの気持ちが、住民の気持ちが最近、暗いというか、大変なことが多いんですけど、ああいいな、2、3年するうちにはこんな三豊市になるんだというような、一人ひとりが、よく市長が言われている、何をせんといかんのか、住民が何を市にできるのかという部分だと思うんですけれども、どんどん発信していただいて、市民が元気が出るよう、お願いしたいと思います。一言、そこら辺を踏まえまして、御答弁をお願いしたらと思います。

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今、質問をさせていただいた、農業が元気になる方法、また、団塊の方たちが帰ってこられて、地域が元気になるということは、リンクするところもたくさんあると思います。本当に、新生三豊市がいろんな意味で元気になるよう、農業また、他の産業で頑張れるように、市として十分市民を、また農業を引っ張っていって欲しいと思います。今後とも農業関係、また、商業、住民の気持ちを十分にわかっていただいて、情報を発信していただけることをお願いして、質問を終わらせていただきます。

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