平成27年第1回定例会(第4日) 一般質問
こんにちは。今議会の一般質問の特徴は、三豊市がより活性化する方法、手段を問う内容が多いと感じております。それに応える職員の意気込み、勢いを強く感じることができる答弁を市民は待っていると思います。違う立場から活性化に対する提言的な質問を行いたいと思います。均衡のとれた発展が望ましいと感じている15番、金子辰男です。議長の許可も得ましたので、通告に従い一般質問を始めます。
まず最初に、スポーツ振興とスポーツ観光についてお伺いいたします。スポーツは多くの人々に大きな感動や楽しみ、活力をもたらすものであり、かつ人格の形成、体力の向上、健康長寿の礎であるとともに、地域の活性化や経済的な効果など、明るく豊かで活力に満ちた社会、地域を形成する上で欠かすことのできない存在であります。現役で活躍する選手、指導者、有識者を初め、スポーツ団体や企業、行政職員など、幅広くスポーツに携わる人たちと意見交換し、地域のスポーツ文化を確立するときが来ていると考えます。
また、各種競技大会などにおける地元選手の活躍は、地域住民に三豊市民としての誇りと喜び、夢と感動を与え、地域社会全体の活力となるとともに、知名度向上にも大いに貢献しております。そしてまた、スポーツの裾野を広げるとともに、その中で新たに発掘された才能を育成強化することにより、三豊市からの新たなトップアスリートの輩出も期待できると思います。スポーツは、私たちの心と体の健全な発達を促し、人生をより充実したものとするとともに、少子高齢化社会を迎え、さまざまな課題に対峙しなければならない時代、スポーツ振興は今までにも増して、地域にとって大切なことであると考えます。
コミュニケーション能力やリーダーシップの育成、フェアプレー精神、チームワークの精神の養成など、豊かな人間性の育成は青少年の心身の発達に不可欠であります。スポーツを通じた交流は地域の一体感や活力を醸成し、人間関係の希薄化などの問題を抱える世代間ギャップを取り払うきっかけにつながります。新しいスポーツ文化が生まれつつあるときに、これを機により多くの人々がスポーツに親しみ、楽しみ、支え、そしてスポーツを育てることを通じて、スポーツの持つ多様な意義や価値観が市民全体に広く共有されることが大切であると考えました。
そこで、今年度6回目を迎える自転車競技、宝山湖周辺で開催されるみとよサイクルロード、子供たちからアスリートまで多数の参加があり、これからも発展していくスポーツ振興と地域活性化をあわせ持ったイベントであるサイクルロードへの支援はどのようになっているのか、このようなスポーツを舞台とした観光振興はほかにできないのか、三豊市への誘客推進のきっかけをつくることはできないのか、お伺いいたします。
- 【答弁:市長】
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それでは、金子議員の御質問にお答え申し上げます。
スポーツイベントにつきましては、近年健康ブームの影響もありまして、3万5,000人が参加した東京マラソンや8,000人が参加する瀬戸内しまなみ海道・国際ロードレースなど、全国各地でさまざまなスポーツイベントが開催されております。これらの参加者は観光入り込み客数にも見込まれまして、飲食、宿泊、2次交通、土産などに大きな経済効果をもたらせています。国内旅行者の平均地域消費額は、日帰りで1万5,000円、宿泊を伴う場合は4万7,000円と言われており、愛媛県などが実施するしまなみサイクリングの場合、いよぎん地域経済研究センターの推計によりますと、愛媛、広島両県で6億2,800万円の経済効果があったと発表されております。
しかし、ここで注目すべきは、イベントの後の自転車愛好者が継続的に訪れることにあります。今年度策定いたします観光基本計画でも、三豊の豊かな自然を体験する仕組みをアクションプランの一つに掲げまして、マリンスポーツ、サイクリング、ウオーキングなどさまざまなアクティビティーを、民間主導によりまして観光産業に結びつけていく継続的な取り組みを行っていく予定にしております。
また、来年度、三豊市におきましても民間事業者等によるアウトドア・スポーツイベントの実施に向けた実行委員会が既に準備を進めておりまして、地域の資源を生かした経済効果のある観光振興につながっていくことと期待をしております。
みとよサイクルロード宝山湖大会につきましては、市民の方で組織する実行委員会が実施しておりまして、行政に頼ることなく市民みずからが企画、実行するモデル的な民間活動であると認識しております。三豊市といたしましても、このような民間活動を応援し、観光産業の育成と交流人口の拡大を目指してまいりたいと思います。
次に、ジュニア育成への支援についてですが、現在、三豊市ではスポーツジュニア育成として、スポーツ少年団への活動資金の援助を行っています。内容としては、補助金の交付並びに体育施設使用料減免措置の二本立てとなっております。補助金については、市体育協会への年間1,402万4,000円が交付されておりまして、スポーツ少年団へはその補助金の一部163万円が支払われております。この補助金は、ソフトボール、バレーボール等の45団体の単位団において、各種スポーツ大会の開催経費あるいは選手の競争力向上に係る経費等の一部として有効に活用されております。
一方、体育施設などの使用料減免措置につきましては、条例で免除、減免の規定を行っております。比較的規模の大きい施設においての大会等を容易にするため、配慮いたしております。資金援助以外につきましては、各スポーツ単位団において、指導者の育成を図るべく、県への登録並びに各種講習会への参加を奨励しております。また、市体育協会などとの共催で、昨年、財田B&G海洋センターにてスポーツ活動に伴う救命救急講習を開催しまして、スポーツ少年団などから指導者11団体52名が参加していただき、有意義な研修会が開催できました。多種にわたり、市としてスポーツ活動、安全指導など、支援を今後も行ってまいります。
以上、金子議員への答弁とさせていただきます。
今、市長の答弁の中で、みとよサイクルロードは市民の方の運営で、モデル的な感じですばらしいという答弁がありました。地元としてもそういう気持ちでやっております。ただ、より以上に三豊市全体の市民に広く知っていただきたい、それと同時に今後とも参加人数がふえたり、より活性化するための方法、手段、民間というのはやっぱりある程度限度があると思うんです。そこで、第6回目を迎えるに当たり、より内容が濃かったりより広く広報されたりとか、やっているほうもより楽しくなるような形のスタイル、そういった部分では行政と民間が一体化して官民一体になって取り組むという部分、そういった部分を期待しているところがあります。
いろんな形で、市長に答弁いただいたんですが、ジュニア育成という部分では、後で再質問する予定だったんですが、既に答弁いただいたんですが、子供たちというのはスポーツに対する流行というのはすごい敏感だと思っております。いろんな各種競技があるんですが、新しい競技も生まれつつあると思います。そういった意味で、子供たちのスポーツに対するニーズというのを担当部署の方たちは把握しているのか。こういったスポーツだと、子供たちがそういったスポーツに入りやすい、本当はこういったことをどんどんやりたいんだけど部活にないんだよねとか、遠くまで行かないとそういう施設がないんですよというようなスポーツ、そういった部分が子供たちの中には多少あるのではないかと思っておるんですけれど、そういった部分を含めてお答えいただいたらと思います。
- 【答弁:市長】
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後ろの子供たちのスポーツに対するニーズにつきましては、教育委員会のほうから答弁をさせますが、先ほど1番目のいわゆる市民が自主的に組織して、そして活動するということは三豊市としては非常にすばらしいことだと評価しておる。しかしながら、その団体がなかなか周知力が持てないということでございます。これはそのとおりだと思います。我々も今、三豊市で市民力が各地で芽生えてきておりまして、非常にすばらしい動きになってきているなと思っています。一番の三豊市としてお手伝いしなければいけないのはその周知方法の部分で、市が認めるものに関しては積極的に徹底的に広報活動を支援していくと。これは我々の役割であり任務であると思っています。ですから市民活動、特にこのサイクルロードは実績もできてきましたので、本当に立派な大会になってきておると思いますから、広報活動につきましては積極的にやってまいります。
あと、教育委員会のほうから答弁させます。 - 【答弁:教育部長】
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御答弁いただきありがとうございます。幸い、山本町というところは宝山湖公園、そこに7町歩ほどの芝生広場を多目的な形で今使われて、主にサッカーのような形で使われているんですが、宝山湖を中心としたそういった広場、それと同時に、今、新設小学校ができている隣の運動公園、それと財田川の河川敷広場、広い運動できる環境、運動公園ベルト地帯というんですか、観音寺の母神山まで入れるとまさしくそういったような状態になっているんじゃないかと思います。より有効に、今後とも市としてもさまざまな提案をしていただいたり、地域もアイデアを出して、官民一体、スポーツの盛んな地域になればいいなと思っております。
一言、答弁ありましたら、よろしくお願いいたします。
御答弁いただきありがとうございます。幸い、山本町というところは宝山湖公園、そこに7町歩ほどの芝生広場を多目的な形で今使われて、主にサッカーのような形で使われているんですが、宝山湖を中心としたそういった広場、それと同時に、今、新設小学校ができている隣の運動公園、それと財田川の河川敷広場、広い運動できる環境、運動公園ベルト地帯というんですか、観音寺の母神山まで入れるとまさしくそういったような状態になっているんじゃないかと思います。より有効に、今後とも市としてもさまざまな提案をしていただいたり、地域もアイデアを出して、官民一体、スポーツの盛んな地域になればいいなと思っております。
一言、答弁ありましたら、よろしくお願いいたします。
- 【答弁:市長】
- 山本地域といいますか、宝山湖から始まるそういう大きな広場があることは事実です。だから、我々はハードにソフトが追いついていないという状態だと思います。ソフトの部分は、誰かがやるだろう、誰かがやってくれるだろうというふうに思っている方がおるかもわかりませんが、誰かはあなたですということを言いたいと思います。ですから、皆さん方一人一人がぜひやっていただきたい。このように思っています。
それでは、2番目の質問に入りたいと思います。
国の天然記念物コウノトリの飛来についてお伺いいたします。私たち三豊市は、荘内半島を初めとする瀬戸内美とともに阿讃山脈に抱かれた緑豊かなまちであります。昨年、市内のため池に飛来してきた国の天然記念物コウノトリ、地域の多くの人たちの間でも話題となりました。飛来してきた季節、時期、見物客数、地域住民の対応また反応などを市は把握しているのか、そのときの対応はどうだったのか。ことしも飛来してきたと想定しての対応をお聞きいたします。
例えば、官民一体となり観光スポットとしての保護に取り組む考えはないのか。もしくは豊岡市と提携して、コウノトリの四国拠点として観光PRしていく考えはないのか、お伺いいたします。
- 【答弁:環境部長】
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金子議員御質問のコウノトリについては、所管が複数の部局にまたがっておりますので、私のほうから答弁をさせていただきます。
コウノトリは、文化財保護法第109条第2項の規定により、天然記念物のうち世界的にまたは国家的に価値が特に高いものとして特別に指定された特別天然記念物であり、その性質は神経質で闘争心が強いことから、刺激しないほうがよいとされています。
コウノトリが飛来しているとの情報が農業振興課に地元の方から寄せられたのは昨年10月下旬だったとのことです。狩猟が始まる11月15日を控え、特別天然記念物であるコウノトリを見学に来られている方もいるので、狩猟期間に入り周辺で発砲等でコウノトリが逃げていったのでは寂しいと注意看板を設置してはという提案を受けました。市としても、地域住民の温かく見守りたいという意見から、注意看板を11月5日に2枚設置いたしました。その後もう1枚、発砲注意の看板を設置し、温かく見守りたいという地域住民の思いに応えました。また、四国新聞に掲載されて以降もマスコミから問い合わせが数件あり、本年1月6日にNHKの「ゆう6かがわ」撮っておきのコーナーにおいてコウノトリの写真が紹介されました。さまざまなメディアで紹介されることは三豊市にとって大変ありがたいことではございますが、メディアの「三豊市内のため池」までの表現は飛来地を特定しないことであり、コウノトリを温かく見守りたいという地域住民の思いを反映していると思われます。県内の飛来地を検索いたしますと、宇多津町、丸亀市等で昨年末12月2日、11日と確認されております。また、平成22年2月15日に善通寺市で確認された記事が見られます。
このことから、コウノトリを観光スポットとして活用していくことや、これを契機として豊岡市と連携を行っていく考えは現時点では持ち合わせをしておりません。コウノトリがどこに来ているのか、市内のため池を探しながら回っていただくのも一つのあり方だと考えます。
冒頭にも申し上げたように、特別天然記念物であることやコウノトリの性質等を考慮した場合、今後も三豊市に幸せをもたらす鳥として、市民の皆様と同様に温かく見守っていくのがよいのではないかと考えております。それと同時に、改めて自然環境保全の重要性も認識しているところでございますので、御理解を賜りますようにお願いし、金子議員への答弁とさせていただきます。
コウノトリ、特別天然記念物、世界的、国家的に貴重だという答弁がありました。それと同時に闘争心も強い鳥なんですよと。これは例えばコウノトリなんですが、こういったチャンスを逃さないような市の対応というんですか、いつもの姿勢というかスタンスというか、そういったことがより大事なんじゃないかなと思って質問しているわけなんですけれど、午前中の同僚議員の質問に市長が、ランドマーク的なものとかシンボリック的なものが三豊市にはまだまだないのかなというような発言もありました。そういったことを常々思われていると思うのですが、こういったコウノトリが飛来したり、例えばほかのコウノトリ以外のものでもいいと思うんですよ。これはと思うようなときにすぐに手を挙げられたり、すぐにチャンスを生かせる、すてきなタイミングをつかまえられるような雰囲気、そういったものが市の組織の中にあるかどうか、市長、そこら辺一度。
- 【答弁:環境部長】
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金子議員さんの再質問にお答え申し上げます。
議員さん言われたコウノトリというのは一つの例であるというようなことで、チャンスを素早く捉えて対応することができるのかというような御質問でございますが、市長の平成27年度の施政方針の中の豊かな自然と共生し、環境に優しいまち、三豊市イコール環境に優しいまちを全国に発信というような内容もございますので、たまたま今回は特別天然記念物のコウノトリというようなことでしたので、このような御答弁になりますが、あらゆる機会を捉えてそういう姿勢で臨んでまいりたいというように思います。どうぞよろしくお願いします。
3番目の質問に移ります。
不審者からの子供の安全を守るための強化策についてお伺いいたします。近年、頻繁に発生する子供たちの事件、犯人逮捕の要因となったのは防犯カメラであります。防犯カメラの設置の現状と必要と思われるところの設置予定など、子供を守るための強化策や未然防止策はどのようになっているのかお伺いいたします。
- 【答弁:教育部長】
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金子議員の御質問にお答え申し上げます。
議員御指摘のように、新聞紙上では児童生徒に関係する事件が頻繁に報道され、教育委員会といたしましても大変遺憾に思っております。三豊市内各幼稚園、小中学校では、2001年8月に大阪府の池田小学校で発生した児童殺傷事件以来、不審者対応の避難訓練を定期的に行ったり、また、各教室にさすまたを設置したりして、非常時に備えております。また、警察とも連携して、授業や全校集会等の中でも「いかのおすし」、行かない、乗らない、大声で叫ぶ、すぐに逃げる、知らせるを合い言葉に、自分の命は自分で守る大切さを指導しております。
教育委員会でも、子供たちが安心・安全に生活できるように、三豊市少年育成センターが窓口となって、現在数々の事業も行っております。一つ目は、俗に言う青パト、御存じだと思いますけど、安全安心パトロール隊です。隊員は404名で、旧町ごとに週に2日から5日パトロールを行っております。二つ目は、子ども・地域安全見守り隊です。市内小学校ごとに現在1,251名の隊員が委嘱されています。不審者から子供の安全を守るために登下校時に子供に同伴したり、通学路で立哨したりしていただいております。また、時間があるとき、自分の健康のために散歩しているときにも、学校周辺で何かあると、見守り、また通報等もしていただいております。三つ目は、子どもSOSの家、子ども110番の家です。各小学校の通学路に面した商店や民家を、子供が危険時に避難できるように指定しております。現在は1,143件が登録されています。
このような多くの地域の皆様の見守りのおかげで、子供たちは安心して登下校等をすることができています。教育委員会といたしましても大変感謝いたしております。
金子議員さん地元の大野小学校区でも、見守り隊が50名おります。交通指導員さん3名も含め、登下校時を中心に立哨していただいております。また、工事中やイノシシ出現等緊急事態の場合もすぐに対応してくださり、子供たちは安心して登下校できているということです。
子供たちの安全を守るためには、まず地域の人たちに子供の名前や顔を覚え、しっかりと知っていただくことです。地域の子供は地域で守り育てるという地域住民の一人一人の意識や人の和のつながりが大きな力となります。これらのほかに、不審者情報の提供も育成センターのほうで行っており、メール配信会員は7,654名を数えております。
御質問の緊急警報装置や防犯カメラの設置につきましては、現在、三豊市内に設置されているのは28カ所ございます。今後も教育委員会といたしまして、子供たちを取り巻く環境に応じ、学校や各種団体、保護者、地域住民と連携しながら、安全・安心に暮らせるように、危機感を持って対応していきたいというふうに考えております。
以上、金子議員さんの御質問の答弁といたします。
今、防犯カメラ、28カ所にあるという答弁でした。どこにあるとか、ここに設置していますとかというのもなかなか控えたほうがいいのかなと思いながら聞いてはおったんですが、例えば「防犯カメラがあります」というような表示だけでも、よこしまなというかよからぬことが頭に浮かんだときに、そういった文言を見るだけでちょっと頭を冷やす時間があったり、ちょっと控えたり、つい出来心でとかいうふうな気持ちが引っ込んだりするようなところがあるんじゃないかと思います。そういった意味ではアイデアとか工夫、いろんな形で子供たちに対する未然防止策、まだまだそれは想定できなかったというようなことが起きるかもわかりませんので、地域とまた教育委員会、いろんな形でアイデアを出し合って、未然防止策を充実させていただきたいと思います。
そういった中で、通学路の防犯灯、街路灯の設置はスムーズに行えているのかという部分をお尋ねいたします。
- 【答弁:教育部長】
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金子議員さんの再質問にお答え申し上げます。
先ほど防犯カメラの設置箇所につきましては、三豊市内、数の多い少ないはありますけども、それぞれ設置されております。議員さんの地元の山本町にも設置されています。ただ、そこへ防犯カメラがありますというような設置の表現ができるかどうかというのはちょっと今答弁できないので申しわけございません。中には、ないのに、「防犯カメラがあります」とつけているところは見受けられます。それは自分とこの照明が壊されるとかいうふうなことがあって、防犯カメラをつけていないのにつけている表示をしているのは見ることはあるんですけれども、そこら辺は警察の関係もありますので、また相談させていただいたらと思います。
防犯灯につきましては、防犯灯の目的は御存じのように、夜間多く住民が通うところとか通るところ、または暗くて通行に支障がある場所とか通学路とか、そういう防犯上不安のある場所について、蛍光灯なりの防犯灯を設置するということなんですけれども、設置要望につきましては、年度初めに市内各自治会長より要望箇所についての申請が市の総務課のほうを窓口でしていただいております。年間多くの要望が出てくるわけですけれども、予算等もございますし、設置する場所によっては支柱から立てなければならないというようなところもございますので、昨年は市内で38カ所設置されております。昨年といいますか26年度で御理解いただいたらと思います。当然、その中には通学路について地元の自治会の方たちが、子供たちが通る場所についても一番に配慮していただいて、ここには防犯灯が要るんじゃないかということも含めて要望していただいております。
こういう中で、防犯灯については教育委員会もいろんな面で気がついた場合には総務課サイドにも当然要望していきたいというふうに思っておりますけども、それぞれ自治会のほうで毎年対応していただいておりますので、通常の通学路にはほぼ設置されているんじゃないかなというふうには今思っております。
以上、金子議員の再質問の答弁といたします。
毎年、この年度がわりには卒業があり入学があり、そういった意味では、子供たちの各家庭から学校まで通う、いろんな形で状況が変わったりしているわけなので、大人たちが気づかないんだけど、子供たちにとってはこういったところに何か一つ明かりがあったらいいのにねというような部分があるんじゃないかなと思います。大人たちは見落とすけれど、子供たちは気づいている。だけど、思うように学校とか親とかに伝えられていない。そういった意味で、学校でのアンケートをとっていただいたり、毎年変わっていく通学路であったり子供たちであるので、一度そういった調査を行っていただいたらというようなことも思いますけれども、どうでしょうか。
- 【答弁:教育部長】
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金子議員さんの再々質問にお答え申し上げます。
今現在、PTAのほうでは通学路とかに関して防犯灯の調査をしたりアンケートをとったりしている学校もございます。議員さん御指摘のように、子供たちの目線で、下校時にここに防犯灯があったらいいのかなという思いもあるかもわかりませんので、また教育委員会のほうといたしまして、学校を通じて子供たちの意見も聞くようにしたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。