平成26年第4回定例会(第5日) 建設経済常任委員会報告
ただいまから、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の経過概要並びに結果について御報告申し上げます。
去る12月3日に建設経済常任委員会に付託されました案件は、議案第113号中の関係部分、第121号、154号及び第155号の4議案でありました。
委員会は、12月15日午前9時30分から第2委員会室において、全委員出席のもと開催し、審査を行ったほか、市道の路線認定議案である議案第154号及び議案第155号の審査に先立ち、現地調査を行いました。
まず、議案第113号、平成26年度三豊市一般会計補正予算(第4号)中の関係部分について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、農林水産業費の農業委員会費でシステム修正・保守の業務委託料が計上されている。農地法の改正により農地台帳をインターネットで公開するためということだが、どういう内容を公開するのかという趣旨の質疑があり、理事者から、農地法の改正により、農地台帳の整備とその整備された内容を公表するように義務づけされた。農林水産省が定めるインターネットの公表項目は農地の所在、地番、地目及び面積、賃借権等の種類、存続期間、耕作者ごとの整理番号、遊休農地の措置の実施状況などがあり、平成27年4月からインターネットで閲覧が可能になる。窓口での書面閲覧では、所有者、賃借人、耕作者の氏名も公表するという趣旨の答弁がありました。
また、建設課の関係で、土木費の道路橋りょう費や河川維持費の事業が、がんばる地域交付金に該当するということで財源の組み替えを計上している。この交付金の持つ意味についての質疑があり、理事者から、この交付金は経済力の弱い地方が市単独で起債対象になる事業をした場合に交付金を充当するというシステムで、事業費の約55%を充当するものであるという趣旨の答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第121号、平成26年度三豊市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第154号、市道の路線認定について(桑山小学校道支線)について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、現地調査を踏まえ質疑に入りましたが、その中で示された質疑と答弁を申し上げますと、桑山小学校道支線の事業予算や着工及び竣工年度の見込みについての質疑があり、理事者から、現在、地権者との協議のために平面図の作成や事業予算概算の作業を行っている。今年度は市道認定をいただけたら、地元に対して事業計画の周知をする予定である。来年度からは土地の分筆、所有権移転の書類作成を先行してやっていくという趣旨の答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第155号、市道の路線認定について(詫間137号線)について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、現地調査も踏まえ質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
よって、当常任委員会に付託された案件は、4議案とも原案のとおり可決されたことを御報告申し上げます。
以上で、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。