平成25年第3回定例会(第6日) 総務教育常任委員会報告
おはようございます。
ただいまから、総務教育常任委員会に付託されました議案等審査の経過概要並びに結果について御報告申し上げます。
去る9月5日と20日に総務教育常任委員会に付託されました案件は、議案第86号中の関係部分、議案第95号、第96号、第97号、第98号、第100号、第101号、第102号、第103号、第104号及び第105号の計11件でありました。
委員会は、17日は午前9時半から、20日は午前10時20分から第1委員会室において、全委員出席のもと開催し、審査を行いました。
最初に、議案第86号、平成25年度三豊市一般会計補正予算(第4号)中の関係部分について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑、答弁を申し上げますと、教育委員会関係について、公民館費で、福祉バスが今後利用できなくなり、今まで公民館の行事で福祉バスを当てていたところについて、どのように対応するのかとの問いに、変更できるもののみを一部変更し、どうしてもバスが必要な計画については民間バスを利用して、計画を実行したいとの答弁がありました。
総合体育館屋上の照明器具について、電気代の安いLEDに取りかえてはどうかとの問いに、今回の工事は、停電時にしかつかない非常灯ですので、LEDにすると経費は非常に高くなるので、普通の電球となる。常備灯については今後検討していきたいとの答弁がありました。
次に、『太平洋戦争と三豊』の300冊増刷について、売れ残れば在庫となり赤字となるが、全部売れる見込みはあるのかとの問いに、1,000冊作成したものについては完売している。今現在予約を受け付けており、今後もふえていく見込みがある。委員等も随分検討した結果として、おおむね2年ないし3年を見越したものとして300冊を計画したとの答弁がありました。
政策部関係について、瀬戸内国際芸術祭に支出した金額はどれくらいかとの問いに、香川県実行委員会の負担金が750万円であり、2カ年にわたっているため1,500万円、実行委員会組織で運営を行っているので、瀬戸内国際芸術祭三豊市実行委員会への補助金として500万円、またアート製作費、業務委託料を含めて約1,000万円支出していますとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第95号、三豊市特別職の職員で常勤のもの及び教育長の給与の臨時特例に関する条例の制定についてを申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑、答弁を申し上げますと、市長の給与を10%カットすれば、県会議員より給与は低くなるが、それでいいのかとの問いに、県会議員の給与は把握できていないが、10%というのは、今既に市長で5%削減していますので、その上に5%上乗せで10%となるとの答弁があり、さらに、給与の減額が10月1日から6月30日までという中途半端な期間に設定したのはなぜかとの問いに、高松市を除き、善通寺市、観音寺市が9カ月間ということで先行しており、三豊市が所属している三観広域についても、1カ月おくれで9カ月間という設定となっている関係もあり、9カ月間としたとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第96号、三豊市職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第97号、三豊市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例の一部改正について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第98号、三豊市土地開発基金条例の一部改正について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第100号、三豊市立学校条例等の一部改正について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑、答弁を申し上げますと、新旧対照表にある削除について、改正後はどう表示されるのかとの問いに、改正後の条例は、なくなった形の一覧表、三豊市内の学校はこれだけあるといった形が表示されるとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第101号、三豊市所有船舶条例の廃止について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第102号、公平委員会の事務の委託の廃止について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、質疑なし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第103号、財産の取得について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑、答弁を申し上げますと、給食場用地として買収するということで進んでいるが、排水に関して、水路等周辺の自治会並びに水利などについての話はどうなっているのかとの問いに、南北ともに関係者の方を通じ、水利組合の代表の方、自治会の方と話を進めており、内諾はいただいているとの答弁があり、さらに、排水工事を実施するときに、水利組合等からいろいろな条件が後からついてきて、工事費が高くなるということはないかとの問いに、排水工事を実施するときの今後の条件について、今のところ特に条件は出ていないとの答弁がありました。また、地目は山林だが、現況により雑種地の評価で買収するという説明だが、単価は雑種地ということで評価額を算定したのか、また、今後も用地買収については現況により買収するのかとの問いに、取得価格については土地鑑定士に算定作業をお願いし、算定した。用地買収に係る雑種地と山林の評価については、土地取得の考え方を用地課で、国の基準を持ち、正常な取引価格ということで、現況の利用形態とか土地の形状とか、いろいろな基準により評価を行っているとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第104号、第105号、指定管理者の指定について申し上げます。
理事者から、関連しているため一括で説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑、答弁を申し上げますと、協定を結んだときに、マリンウェーブの修繕についてはどうなるのかとの問いに、今回の指定管理者の募集に当たり、修繕は指定管理者のほうでやっていただける。すぐに対応できるようなシステムでやりたい。募集要項の中では、相手方の予算の中で1,300万円を修繕費と備品の修繕、更新費を目的としてとっていただき、その中で全ての修繕、更新をやっていただく。130万円未満の工事については相手方の指定管理者でやっていただき、年間を通じて1,300万円の予算で、残った額については市に納入していただき、それを基金に積み立てていくということで明記しているとの答弁があり、さらに、その1,300万円について、指定管理団体が決算したときに、委託者である三豊市が閲覧することは可能かとの問いに、当然、事業報告書の提出を求め、その中で修繕費がどれだけだったのか、処理確認は行う。金額的なものもやるし、サービスの点とかいろいろな視点から月例会議を行って、だめなところについては勧告するというシステムで進めるという答弁があり、さらに、市が経営に関して助言できるということは公募要項の中でうたっているのか、また、協定書の中にどのようなことがうたわれているのかとの問いに、募集要項の中で相手方にいろいろなことを言っているが、自己評価及び実績評価に関する事項で、事業報告書の提出や月例会議を開催することを明記している。利用者モニタリング、運営実績の自己評価を行い、市が求める基準に達していない場合は改善命令を出すことになる。今後行う基本協定書においても、事業報告書の提出を求め、我々が求めることができなければ、停止とか取り消しを行うという条項は加えているとの答弁がありました。
業者選定に当たっては、採点方法はどのような方法かとの問いに、採点方法については、募集要項の中で点数のつけ方は記載しており、具体的には百点満点で、個々の委員が大きく5項目に分けて採点をしている。項目については、指定管理の基本方針と目標及び実施策について、2、業務の確実な実施について、3、運営業務について、4、維持管理業務について、5、施設の使用料、指定管理料についてである。提案内容を点数化し、おおむね1項目5点で各委員が点数をつけて合計点を出し、平均点を出しているとの答弁がありました。
リース関係について、現在、財団がリースにて設置している備品のリース契約は市が引き継ぎますということは、市がリース料を払うのか、また、指定管理者は既に発生しているリース費用を支払い代行することについてはどうなるのかとの問いに、財団は解散するが、リース契約が残っているので、市の財産として引き継ぐということである。また、今リース契約が残っているので、支払いについては相手方の経費で支払うと書いてあるとの答弁がありました。
次に、災害時において、指定管理者との話し合い等、責任相当の部分を話しているのかとの問いに、提案書の中で、指定管理候補者となったところについては、危機管理体制ということで、利用者については平常時の安全・安心対策、ハザードマップの作成、日常の予防保全を、緊急時の対応としてみずから防災マニュアルをつくるとか、緊急連絡体制等、十分考慮してやっていくとの提案があった。実際にはいろいろなケースが考えられるが、細かい詰めについては今後の協定書の中で話を進めていきたいとの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、議案第104号、105号の各案は、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
よって、当常任委員会に付託されました議案第86号中の関係部分、議案第95号、第96号、第97号、第98号、第100号、第101号、第102号、第103号、第104号及び第105号は、原案のとおり可決されたことを御報告申し上げます。
以上で、総務教育常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。