2012年度 議会活動

平成24年第4回定例会(第2日) 一般質問

最近の公民館活動は、従前より行われていた生涯学習活動や子供の健全育成などはもちろんのこと、高齢者や障害者のための地域福祉、清掃活動をはじめとする環境保全、防犯、交通安全のための地域ネットワークづくり、さらには住民交流による地域活性化の取り組みなど、総じて地域住民、各地域の人たちが、新しいまちづくりに積極的にかかわってくれているのが現状だと思います。
質問の第1点目は、今後、少子高齢化がどんどん進む地域の、これからもますます盛んになっていくであろう公民館、分館の公民館活動、そのあるべき姿をどのように認識されているのかお伺いしたいと思います。そして、また、その中心となって活動すべき館長には、リーダーシップが極めて重要になると考えるのですが、館長の教育、啓発活動や、館長同士の情報交換会議などは教育委員会で行っているのか、これからどのようにしていくのかお聞きしたいと思います。
今後とも、多岐多様にわたり、分館長並びに主事の活躍する場が増えるであろうことが予想されます。それゆえに、各地区分館の分館長や主事は、単なる名誉職ではなく、各小学校区地区分館の管理運営の責任者であると考えます。分館長、主事の報酬についてですが、分館長について申しますと、分館長の報酬の支払いは、前期、後期、各7万円ずつ、年間、計14万円支払われているのが現状です。地域活性化は、地域分館の創造力、計画力、実行力、地域の皆をやる気にさせる、その雰囲気づくり、常日ごろからの努力が必要であります。頑張っている地域、生き生きしている地域は、その地域へ行くと空気でわかります。年間14万円、月額に直すと1万1,600円余りであります。地区分館長の報酬を見直す必要があると思いますが、当局の考え方を伺いたいと思います。
また、分館長並びに主事の取り扱いについて、職務など、もっと明確な位置づけ、処遇の明確化が必要ではないかと思うのですが、どのように考えておられるのか伺いたいと思います。

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教育長の答弁の、公民館の目的という部分で、一定の地域内の住民のための実生活に即する教育という部分においては、これはもう年々、日々刻々と変化しております。公民館としては守備範囲が大変広がり、地域のことに対して、最近よく新聞紙上をにぎわすようなことが起こらないように、また、子供たちが伸び伸びと、地域の人たちが生き生きと暮らすことができるように努力していると思います。公民館長、分館長をはじめ、主事はもちろんなんですが、そのメンバーの人たちは、大変大きな、何というんですか、包容力というんですか、地域の人たちに接していると思います。
それと、分館長の報酬の件は、他の市の実例を挙げて説明していただきましたが、先ほど市長の答弁にもありましたように、メイドイン三豊市、ハウツーというんですか、三豊市には三豊市のやり方があるんじゃないかという部分、三豊市の各地域の分館長に、各分館長の年間の行事予定とか、実情の調査をしたことがあるのか。また、その心情というんですか、いろんな形で苦労されている、そういったことに対し、館長とか主事の心情を、心意気を、物すごく市を盛り立ててやらなければ、一生懸命、皆、生き生きとした地域にしようという気持ちはあるのですが、それに対して、うーんというような部分が、やっぱり長年やっていると出てくるという部分があるんじゃないかと思うんです。
地域のことは地域で聞くことが一番大切ではないかなと思います。教育委員会としてやることはたくさんあるんじゃないかなと思っております。また、教育委員会としての説明責任は必要ないんでしょうか。そういったとこら辺をお聞きしたいと思います。

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最初の答弁の中に、教育長が、時間的なことが少し過ぎれば検討するときが来るのではないんでしょうかという部分を少し言われたと思うんですが、そういったような、公民館としては、年間の行事数、それに附属する各種会合、それと同時に、そのための準備並びに作業、それと同時に事務処理、大変やることは多いわけでありまして、時間的にも拘束されるときが往々にあると思っております。地域がよりスムーズに進むために、先ほど教育長が答弁していただきました、時間がたてば検討するときが来るのでないのでしょうかというようなふうに受け取っております。その時間が来れば検討するという時間というのは、どの程度のことを想像しておけばいいんでしょうか。

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