平成24年第1回定例会(第6日) 建設経済常任委員会報告
ただいまから、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の経過概要並びに結果について御報告申し上げます。
去る3月1日に建設経済常任委員会に付託されました案件は、議案第26号、第34号、第35号及び第43号から第51号の12件でありました。
委員会は3月14日午前9時30分から、第2委員会室において全委員出席のもと開催し、審査を行いました。
まず、議案第26号、三豊市水道事業の利益及び資本剰余金の処分等に関する条例の制定について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、減債積立金は、以前は地方公営企業法で20分の1であったが、それがなくなり、条例で定めればよいということかとの問いに、以前は20分の1であったが、今回5分の1から5分の2を積み立てることができることとなったなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第34号、三豊市市営住宅設置及び管理条例の一部改正について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、建築が昭和37年というものがあるが、これについて今後どう考えているのかとの問いに、建築年次の古いものは順次取り壊す方向で考えている、今回の条例改正についても、取り壊しを前提にして戸数を減らしているとの答弁。合併当初、市営住宅が550戸あったが、現在の目標はいくらにしているのかとの問いには、合併当初の550戸から、将来像として建て替え、取り壊しなどをする中で、目標値をおおむね60戸ないし90戸減らすこととしているなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第35号、三豊市港湾管理条例の一部改正について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げます。香川県港湾管理条例に規定している割合が、委託する場合にネックになっているとのことであるが、これを改正することでうまく委託ができるようになるのかとの問いに、今までは直営で臨職2名の雇用と事務費で約500万円かけて行っていた。今後、アウトソーシングとして委託する場合に2割の制限があり、165万円しか出せない、委託経費は500万円より安くはなるが、この条例があることによってその経費が出せなくなるので、この第2項を削ることによってスムーズに委託ができる経費を出したいということであるなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第43号、指定管理者の指定について申し上げます。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、この施設を指定管理する裏づけはあるのか、また収支はどうなっているのかとの問いに、旧町時代に農林の補助をいただいて、その施設を建設した経緯がある、適化法の関係で耐用年数など期限が過ぎたものについては払い下げなどをして、この事業を切り離すことが必要である、収支については毎年報告が上がってきているが、指定管理料は発生しておらず、運営の中ですべて賄っているなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、第44号及び第45号、指定管理者の指定について申し上げます。
議案第44号及び第45号については関連がありますので、一括議題として審査を行いました。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、その中で示された主な質疑と答弁を申し上げますと、観光協会は実績があるので指定管理をしていると思うが、将来的に観光協会が一元化して管理する方向なのか、どうなのかとの問いに、今後の方針としては、市の管理から外して、土地を貸して管理してもらう方向性がいいのではないかと思っているが、今後の検討課題であるなどの答弁がありました。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第46号から第51号、市道の路線認定について申し上げます。
議案第46号から第51号については関連がありますので、一括議題として審査を行いました。
理事者から説明を受けた後、質疑に入りましたが、特に質疑はなし。
続いて討論に入りましたが、意見は出されず、採決の結果、本案は全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
よって、当常任委員会に付託された案件は、12議案とも原案のとおり可決されたことを御報告申し上げます。
以上で、建設経済常任委員会に付託されました議案審査の報告を終わらせていただきます。