2012年度 議会活動

平成22年第3回定例会(第3日) 一般質問

一般質問も中日になり、疲れておるようですが、本日のラストバッターであります。気を引き締めて行いたいと思います。13番 金子辰男でございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問を行います。
今回の質問は、合併して5年を迎え、これまで継続して行政改革に取り組んではいるものの、今ひとつすっきりしない問題である遊休化といいますか、使用頻度の低い公共施設の活用策、とりわけ支所のあり方と機能についてを質問させていただきます。
最初に、一口に遊休化といっても、その状態に対する認識なりを確認しなければ見解の相違ということになってもいけませんから、まず、公共施設の遊休化とは一体どういう状態を言うのか。遊休化と位置づける認識についてを聞かせていただきたい。
また、遊休化と位置づける基準などがあるのであれば、この際、明らかにしていただきたいと思います。
それから、支所の状態、役割、機能については、これまでいろいろなことが言われてきました。そこで、各支所の現在の状態は想定していたことが実際に起こっているだけなのか、この現状に対して問題はないのか、問題がないと判断するのであれば、その理由を聞かせていただきたいと思います。
支所機能についてを確認させていただきます。
三豊市の組織あるいは執行体制において支所はどのような機能を担っているのか。それは、現在の姿が完成形なのか、それとも望むべき姿へと改革されている途中なのか、改めて支所機能とともに現状認識についてを伺います。
支所のあり方、あるべき姿について、市民の声をどのように把握しているのか、これまでに市民の声を把握した機会とその声の実態について御説明いただきたいと思います。また、市民の声を聞く前に、支所のあり方、位置づけについて市民説明は行ったのか。どのような方法でいつ行ったのか、そのときの意見はどうだったのか、まず具体的なところを御説明いただきたいと思います。その上で、市民説明は終わったと考えておられるのか、それとも継続して市民説明は必要と考えておられるのか。今後、どのような方法で市民との合意形成を図るつもりなのか、説明をいただきたいと思います。
さらに、支所のあり方に関する指針のようなものは検討されているのか、あればこの場で公表していただきたいと思います。また、ないとすれば不要であると判断した理由を説明していただきたい。
次に、職員の対応について若干お伺いします。市民から望まれる支所のあり方について、職員として、担当者としてどのように対処するのか。そのマニュアルなり上司の指導方針なりはあるのでしょうか。あるのであれば、その内容について明らかにしていただきたいと思います。また、ないとすればマニュアル、上司の指導方針などをつくる予定はあるのか。それとも不要と判断した理由は何なのかを聞かせていただきたいと思います。
その上で、現状の職員対応は計画どおり、予定どおりなのか。課題、問題はないのか。課題、問題を感じているのであれば、それは具体的にどういうものなのか、この際明らかにしていただきたいと思います。
私は、どのように行政改革が進もうとも、市民にとって最も身近な市役所は支所であると思っております。つまり、市民、住民にとっては、支所は三豊市の顔であると考えております。そういう方は、市民、住民の中にはたくさんおられると思います。本庁がない町のより多くの人たちがそのように考えているのではないかと思います。支所に元気がなければ、そして、まちづくりのビジョンが感じられなければ三豊市の活性化は難しいのではないかと考えます。きれいごとではなく、どのような計画を持ち、どのようなスケジュールでどのようにしたいのか、そのとき、市の幹部はどうするべきなのか、職員はどうすべきなのか。そして、市民の共感と参加をどのように実現するのか、漠然とした考えではなく、この機会にはっきりと市民へ説明と提案も含めわかりやすく御説明願いたいと思います。
今回、私の質問はこの1点だけでありますが、この質問に対して形式的な答弁をされるのか、それとも具体的に説明し、不足する部分はどのようにフォローアップするのかを提案されるのかによって、三豊市の姿が市民に明らかになると思っておりまして、決して過言ではありません。これまで何回も説明してきたことということではなく、質問者は私ではなく市民一人ひとり、住民一人ひとりであると自覚して、わかるまで説明する、実現するまで努力するという姿勢で改めて御説明いただきたいと思います。
以上です。

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先ほど質問の中でも言ったんですが、ついつい市の職員という形で仕事をしていると、十分住民に接して本音を聞く機会が少ない。また、それと同時に住民の方も市の職員ということを意識しまして、なかなか本音が言えないというようなことがあるんじゃないかと思います。実は、昨日も山本町では、公民館主催の小学校の運動会がありました。そういった中で、住民の人たちからいろんな形での時候のあいさつから始まり、世間話があり、道路の傷みぐあい、環境のこと、また教育のこと、心配していること、地域の人たちの本音が大いに聞こえるわけです。よい機会だなと思いました。職員の人たちも話を聞くいい機会じゃないかなと随分思いました。住民の人たちと行動をともにして初めて意義ある中身の濃い情報やアイデアが聞こえてくるんではないかなと思いました。現状の情報の収集で十分なのか、質問したいなと思います。
それと、支所のあり方という部分では、具体的な計画とアクションプランはあるのか、このまま本庁方式でよいのか、より活気が出て。

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合併した7町のうちの中で1町でも、うちは過疎化するんではないかという不安を抱くようなことがあってはいけないと思います。問題をどのように解決し、今後どのようにする計画なのか、聞かせていただきたいと思います。

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望ましい支所の状態に近づくためには、各支所においてもそれぞれの事情があるかもしれません。また、それぞれの違う課題があるかもしれません。市民への説明がついいつも言いわけのように聞こえるのかもわかりませんが、市民との共通認識を得るための努力は必要であると思います。それであれば再度この問題を考えていただき、支所の建物と施設は実際にあるわけですから、今後、この公共施設を有効に活用することが、すなわち三豊市の成熟した姿に近づき、そして、地域振興のためには欠かせない要素であること、そして、何よりもそこで担当する職員が、支所が市民にとって一番身近な、そして、一番頼りになる存在となるよう改めて自覚して取り組んでいただきたいと思います。
最後に、市長からそのための決意を聞かせていただきたいなと思います。それにて私の質問を終わりたいと思います。

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