平成21年第4回定例会(第3日) 一般質問
合併してもうすぐ4年が来ようとしておりますが、市の職員が町のときと比べどのように進化してきたのか。執行部を責めるという観点からではなく、三豊市民のため、また勤務する職員のために質問をいたしたいと思います。よろしくお願いします。
この4年間、どのような職員教育、また研修を実施し、その成果についてどのように把握し、また認識しているのか、お伺いいたします。
また、それについて、人事考課制度はどのように生かされているのか、わかりやすい言葉でお答えください。
以上です。
表面上だけの答弁をお聞きしていまして、それを100%信じると、ああそうなのか、すばらしいなというような感じで、三豊市はすごいなとか、いろいろ思うんですけれど、最近、やっぱり、選挙が近づいているじゃないですか。みんなの、市民の人たちの声をつぶさに聞いていくと、やっぱり、いろんな声が聞こえてくるわけなんですよ。そういった部分を、例えば私たちが議員になって、市役所の中で話すことと、市民の輪の中で話すことと、雰囲気が全然違うんですよ。こういうのを市の執行部の方が知っておられるかどうか。市の職員も市民の一員なんだという感覚で、三豊市のため、また市民のために精進してほしいなと思います。
例えば、それと、昔は、公務員というんですか、地方官僚というと、法律や通達、国からの通達というんですか、それが役人のバイブルだった。それを間違いなく執行するのが優秀な役人と言われた時代があったと思うんです。だから、市民が何を陳情してきても、上級官庁や国がだめだと言ったらだめということがあったと思うんです。だけど、それは30年ぐらい前の話じゃないかなと思います。今は違うわけですから、その辺の古い体質を引きずったままの職員がいると、なかなか雰囲気というのが変わらないという部分があると思うんですよ。それを市民が感じ取っているという部分があると思うんです。それと同時に、その職員の人が管理職だった場合は、そこに配属された新入職員は昔から引きずる体質の中で育っていくことになるわけです。思うに、仕事とは毎日繰り返されるものでありますから、熱心にまじめに取り組んでいれば、その職員も努力もするし、工夫もするし、そうすれば仕事がおもしろくなってくるし、充実した毎日を送れるんじゃないかなと思います。
そういった意味で、市民に対して気遣いのできる職員、一生懸命に市民のために公平公正に仕事をする、そういう職員を育てていただきたいなと思っております。そういう、何というんですか、気遣いのできる職員というのは、仕事の能力が高くないと気遣いなんてできないんじゃないかなと思っております。
だけど、今こんなふうに発言している私自身も、市民の輪の中に入ったら、今でも何か奥歯に物が挟まったような遠回しの言い方をしているような状態なんですけれど、市民の人たちの輪の中で話をしていると、本当にこんなことを話していいものかいなと思うような形なんですけど、景気が悪いんですよ。それと、やっぱり、市役所へ勤めている公務員ということに対して、いろんな形で長い間培ってきた不平や不満がやっぱりこの景気の悪さで出てきていると思いますよ。まさに、何というか、公務員天国を許すなというような形の雰囲気の言葉が出てくるような感じもあるわけです。
そういった意味で、こういう市民の気持ちを理解してほしい。そういった心のひだひだまで理解するような、今市長が答弁していただいたような、何というんですか、表面上だけの研修とか職員教育というんじゃなくして、以前にも言ったことがあるかもわかりませんが、誠心誠意勤めていただける職員を育成してほしいと思います。そういった観点から、中身の濃い教育、そこら辺、市長、今後どのように取り組んでいこうと思っていますか、お答えください。
いやあ、市長の生の声、本音が聞こえて、ものすごくいいですね。
ただ、本当に、ここにおられる、ひな壇に座られている部長、次長、各面々、すばらしく仕事して、まあ、こういうことを言うと、また、おまえな、あとがいかんのや。ちょっと詰めをもっとせえとか言われるんですけど、本当に優秀な方に座っていただいていると思います。それと同時に、冗談半分、あぜ道会議というんですか、そんな感覚でいうと、仕事、がんがんがんがん言うたら、その時はみんなしーんとしておるんやがと。だけど、ようしよんぜと言ったら、ようせんやつほど、すぐばかっと目をあけて胸を張るんやがと言うんですけど、本当に皆さんにはよくしていただいているし、ストレスもものすごく感じていると思います。今、市長に言っていただいた、成功事例のところへ派遣したい、こういうことはすばらしいと思います。それと同時に、今まさに、三豊市が輝くチャンスだと思います。公務員一人ひとりが、地方官僚一人ひとりが市民のために何ができるか、三豊市の中で輝くチャンスだと思います。このピンチをチャンスにしないでどうするかという感覚、これを今まさに発揮できるのが三豊市、七つの町が一つになった成果が出てくるときだと思っております。